世界中で食べられているイタリアの料理。
実に様々な種類があり、様々な素材を使ったものがあります。
イタリアで生産されるものの一つにチーズがありますが、中でもモッツアレラチーズはカンパーニャ州が産地といわれています。
モッツアレラチーズ
日本語のウィキペディアにも記載されていますが、モッツアレラチーズはイタリア産のチーズの一種で南西部のカンパニア州が原産となっています。
カンパニア州はナポリを州都とする、ローマより南の州です。
モッツアレラチーズはこのカンパニア州で生産されたものがオリジナルということになります。
モッツアレラチーズの名前の由来は、製造過程で引きちぎる作業があることから「mozzare」(引きちぎる)というイタリア語からつけられたとされています。
モッツアレラチーズはくせのないチーズで食べやすく、サラダやピザなどにも使われます。
特にサラダでトマトとの相性がよく、モッツアレラチーズとトマトを組み合わせたものをカプリ島のサラダ(サラダ・カプレーゼ)と呼びます。
カプリ島はナポリ近郊にある青の洞窟で有名な島です。
ナポリを訪れて機会がありましたら、是非本場のモッツアレラチーズを食べてみてください。
水牛のモッツアレラチーズが本来のもの
今はどこでも手に入るモッツアレラチーズですが、本来のモッツアレラチーズは水牛の乳から製造されたものです。
水牛の方が飼育が難しく、また乳の量も少ないために自然と入手が困難になります。
日本でも水牛のモッツアレラチーズを通販で購入できますが、250gでおよそ2000円ほどします。
かなり高価なチーズであることが分かります。
ナポリであればスーパーで本場のモッツアレラチーズ
モッツアレラチーズの産地であるカンパーニャ州では新鮮な水牛のモッツアレラチーズが簡単に手に入ります。
ナポリもカンパニア州の州都なのでもちろんモッツアレラチーズが身近にあります。
イタリアのスーパーではハムを切り売りしているコーナーがあります。
ここでチーズも扱っています。
そして本場の水牛のモッツアレラチーズを扱っている可能背は高いです。
イタリア語で水牛のモッツアレラチーズは「Mozzarella di Bufala」(モッツアレーラ・ディ・ブッフェラ)と言います。
ある場合は、玉の重さ単位で購入ができます。
価格は産地なので日本に比べるとずっと安く購入できます。
例えば下の写真の水牛のモッツアレラチーズは1㎏あたり12.5ユーロ およそ1560円、でひと玉が130gであり、1.63ユーロ 203円となります。
先ほどの通販一例ですと250gで2000円弱に比べると、いかに低価格かが分かります。
お味の方は
スーパーで購入したものとはいえ、本場の水牛のモッツアレラチーズは、通常のモッツアレラチーズとは違い、ジューシーで濃厚な味わいです。
今まで食べていたモッツアレラチーズとは違う味わいがあります。
これが産地、本場のモッツアレラチーズかという驚きがありました。
ナポリを訪れた際には是非、水牛のモッツアレラチーズを試してみてください。
今回は以上です。
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