トルコのイスタンブールにあるボスポラス海峡を横断するとヨーロッパとされていますが、そのヨーロッパの最初の国がブルガリア。
2007年にEUに加盟して以来、インフラも整いつつあるブルガリアです。
今回はブルガリアの有名サラダ、ショプシュカサラダにについてです。
ショプシュカサラダとは
ショプシュカサラダサラダとはブルガリアで有名なサラダのことです。
特にサラダの内容にキュウリ、トマトそしてチーズをスライスしたものを振りかけたスタイルで盛り付けされます。
材料のキュウリやトマトは角切りにされ、塩漬けにしたものをオイルを混ぜ、更にその上からシレネチーズをスライスしたものをのせます。
シレネチーズはバルカン半島でよく食べられている、塩漬けのチーズで羊や牛の乳やこれらを混合してい作られるチーズです。
この材料のキュウリの緑、トマトの赤、そしてチーズの白がブルガリアの国旗の色合いと同じなので、これもブルガリアで有名になった要因の一つと言えます。
このショプシュカサラダはブルガリア発祥ですが、バルカン半島にも広がり、東欧ではよくあるサラダのメニューです。
ブルガリアのレストランではほぼメニューにある一品です。
ショプシュカサラダの発祥は
ショプシュカサラダの名前になっているショプルーク地方は現在、ブルガリアだけでなく隣国のセルビア、北マケドニアにもまたがっているので、このサラダの発祥を巡って論争があったそうです。
しかしながら英語のウィペディアによると、ショプシュカサラダは1955年にブルガリアの観光協会が開発したサラダとなっています。
しかも発祥地はショプルーク地方ではなく、ブルガリアの国会沿いの都市バルナであると記述されています。
このサラダはブルガリアの観光促進のプロモーションで作られたレシピの一つだそうです。
そのショプシュカサラダが人気を博し、現在でもブルガリアを代表するサラダとなっているわけです。
ブルガリアを訪れた際には是非本場のショクシュカサラダを堪能してみてください。
今回は以上です。
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