【エベレスト登山】2017年登山許可を取らずにエベレスト登山をして逮捕される。

2017年5月

5月中旬を過ぎると春季エベレストの登頂のニュースが飛び込んでくる今日この頃です。

2017年近年に稀なニュースが飛び込んできました。

それは

許可なく1人でエベレスト登頂目指す、南ア男性に多額の罰金 ネパール

引用元許可なく1人でエベレスト登頂目指す、南ア男性に多額の罰金 ネパール
というもの。

エベレストを登山するには入山許可証が必要

【写真】エベレストを登山するには登山許可証が必要。
【写真】エベレストを登山するには入山許可証が必要。

世界最高峰のエベレストを登山するには入山許可証が必要になってきます。

これは遊園地やテーマパークに入る入場券のようなもの。

ただ山を登るだけなのだからお金を払う必要はないだろう!と多くの人が思うかもしれません。

ところがことエベレストに関しては入場料と許可が必要なのです。

入場料と許可を合わせたものが入山許可証なるものなのです。これをネパール側から登る場合はネパール政府から、中国側から登る場合は中国政府からの申請、取得が必要となります。

ネパール側の入山料は1万1000ドルおよそ124万円!!

えっ、登山の許可をとるだけで100万円以上!?と驚かれるかもしれません。ところがこれは本当なのです。それゆえエベレスト登山が高額になる理由の一つでもあるわけです。

ネパール側からのエベレスト登山を考えた場合、この金額を支払い入山許可証を取得します。

またこの入山許可証はあくまでも「エベレスト登山をしてよい」という許可であって、登頂できなくてもエベレストのベースキャンプより上に足を踏み入れるのには必要な許可証で、この金額を支払わなければなりません。

【写真】例え山頂に立てなくてもエベレスト登山を行うならば入山許可が必要。
【写真】例え山頂に立てなくてもエベレスト登山を行うならば入山許可が必要。

この入山許可を取らずに登ろうとしたのが今回の事件

エベレスト登山をするには高額な登山許可をとらないといけないという話をしましたが、今回はその許可を取らずに登山したというニュースでした。

入山許可を取らずにエベレスト登山をしたという話は非常にまれです。

エベレスト登山を題材にした「神々の山嶺」の中で冬季単独無産をエベレスト登頂を目指す羽生丈二が許可なくしてエベレストに登ったとなっていましたが、あくまでもこれは小説の中の話です。

ところが今回は小説ではなく実際に起こったというので驚きです。

エベレストにはテーマパークのような入場ゲートはありません、一体どうして発覚したのかというのがまた興味深いです。

ニュースから引用すると

「ベースキャンプの近くで男性が1人でいるのを見つけ、近づいていったら逃げ出した」と明かし、「友人と一緒に彼を追いかけ、近くの洞穴に隠れているところを発見した」

毎年ベースキャンプには大小200以上のテントが張られるといわれていますが、小さな村のようなもの。

そこにいた不審男性一人を見つけるというのも驚きです。

ネパール政府の監視員がベースキャンプで発見したとなっているので、政府がかなりシッカリと監視しているのがわかります。


ペナルティは罰金プラス登山禁止

こうしてネパール政府の監視員に捕まってしまった南アフリカ人のライアン・ショーン・デイビー(Ryan Sean Davy)さんには入山許可を持たずに登山したということで通常の入山料の倍となる2万2000ドル約248万円!が課せられるそうである。

またさらに今後5年、もしくは10年間の国内での登頂禁止処分にもなる可能性があるとなっている。

これは今後エベレストはもちろんネパール国内にある山に登りたくなってもその許可をネパール政府が出さないということである。

無許可登山の動機は

エベレストの監視員につかまり、ネパールの首都カトマンドゥに戻されることになったライアン・ショーン・デイビーさんはカトマンドゥで逮捕され、無許可登山の動機は

「高額の入山料を払う余裕がなかった」

と述べているとのことだった。

確かに他の山に比べるとエベレストの入山料は破格に高い。エベレスト登山を目指す登山者はそのハードルも超えなければならないのである。

小説「神々の山嶺」の中では?

ちなみに小説の中では羽生丈二とカメラマンの深町がエベレストの無許可登山を行いっている結果は以下のようになっていた

最終的にはネパール政府に、登頂料の100万円を、深町は支払うことになった。
深町は、これから十年間、ネパールへは入国できないことになった。

引用「神々の山嶺」(下)夢枕 獏

と金額は違うが罰金プラスネパール入国禁止となっている。

許可なしでエベレストに挑む

近年増加傾向にあるエベレスト登山者であるが、そのほとんどの登山者が公募隊と呼ばれるる登頂を目指す人を集め組織された隊に入って山頂を目指す。

無許可登山で逮捕されたライアン・ショーン・デイビーさんはどこの隊にも所属せず一人で上るつもりだったらしいということだった。

今回の事件は例年にはない珍しいケースといえる。

<関連リンク>
(外部)許可なく1人でエベレスト登頂目指す、南ア男性に多額の罰金 ネパール
【エベレスト登山】エベレスト登山に必要なもの4つ。その2、資金。
【エベレスト登山】超初心者のため、この上なく簡単にエベレスト登山解説。
【エベレスト登山】簡単説明。山登りしない人でも分かるエベレスト登山。
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