15 イタリア回遊編

路上の中国人

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 イタリアではいたる街で中国人を見かけたが、ローマでも例外なく中国人を見かけた。

 日本人と大きく違うのは観光ではなく彼らはここで商売をしているというところだろう。多くは安い衣料品店や食材店を営み、中華レストランも多い、最近では中国人経営による日本食レストランもよく見かける。

 そしてローマではなんと中国人の路上芸人まで見かけた。

 私の調査?によると中国人が路上でしているので最も多いのは漢字風名前書き。

 これはお客様の名前を漢字風味で書きますというもので、厳密には漢字よりもローマ字を独特の中華風味で書くものだ。

例えば「A」を龍がうねっている姿、「B」を笹が茂っている様子などで書くものなど。それから小さいアクセサリーをお客の名前を入れて販売するのもある。

 それから笹細工、笹を使って昆虫の姿に模したものを折るもの、折り紙に似ているが、笹を使ったものだ。

それから針金細工、これは針金で色々なアクセサリーを作ったもの。驚いたのは中国人のスプレーアーティストがいたこと。しかも女性。

【写真】中国人のスプレーアーティスト、シュウメイさん。

【写真】中国人のスプレーアーティスト、シュウメイさん。

 今日はナボナ広場で手品をしていたら雨がポツポツと降ってきた。寒い上に雨でどうしようもない、軒下で雨を待つ。隣で雨宿りをしていた中国人に「日本人?」と話し掛けられたので「そうです」と答える。

 そして私は「中国のどこからですか?」と聞いた、ハッキリとは分からなかったが「四川省」という返事が返ってきた。それから「ローマでどのくらいいるのか?」と聞かれたので「1ヶ月位」と私は答え、相手にも同じ質問をすると「7年」とのこと。

聞くとここ7年間名前書きをしているとのことだった。昔に比べて最近は客が減ったということも言っていた。

雨が上がったので「またね」といい、私達は再び広場に散った。先ほどの中国人のおばさんが警察官に囲まれていた。ナボナ広場は芸は問題ないのだけど、名前を書いて「売る」という行為は問題なのだ。いつもは警察の姿が見えるとおばさんたちは急いで逃げるのだけど、今は逃げ遅れたのか警察に囲まれている。

警察官が彼女を取り囲み、大きな動作で、「もうこれで何度目か?」という話をしているようだ。それから警察官が「4回目だぞ」と言うのも分かった。そうなのだ、彼女は今日だけでも既に3回は捕まっていてそれでも路上に戻ってくるのだ。それでもまた警察官がいなくなったら彼女は戻ってくると思う。

そうでなければここで7年もやっていられないだろう。しかし中国人の逞しさには驚かされる。

【写真】中国人路上芸人も増えつつある。

【写真】中国人路上芸人も増えつつある。


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