お久しぶりです。2020年は2月にイタリアにいてベネチアのカーニバルを回っていたところ、新型コロナ感染者が続々と見つかりカーニバルが最終日を迎えることなく中断しました。
もうすぐあれから1年です。
当初は夏になればこの騒動も収まるだろうと思っていました、実際イタリアは厳しいロックダウンを3カ月間行った結果、新規の感染者は激減して、一旦はコロナは収束したかのように見えました。
事実8月には各方面への飛行機も運行を再開しイタリアからブルガリアへ来たのですから。
しかし再び9月の終盤から再び新型コロナ感染者数が激増、なんと第一波を軽々と超えてしまうほどの恐ろしい第2波がやってきたのです。
などど新型コロナ禍の過程を書いてもしょうがないのですが、何が言いたかったかというと2020年はコロナ禍のみで終わってしまったいうことです。
2021年こそは再び元の世界の様にと願っていましたが、2020年の12月の中ほどにイギリスでまた変種株が見つかり、それの感染力が従来の1.7倍増しなどと報告され、再びヨーロッパの国々は厳しい政策を取り始めました。
トルコも12月に入り感染者が激増しエルドアン大統領が急遽12月から飲食店は店内飲食禁止のテイクアウトのみ、そして週末の土日は外出禁止という厳しい措置を取りました。
週末の外出一切禁止はかなり厳しい規制なのですが、唯一旅行者だけは例外として外出が認められており、パスポートを持参していると問題なく外出できます。
新市街のメインストリートなどはパスポートを見せないと通行できない状態でした。
大変な状態になったわけですが、観光名所はオープンしていて、いつもはものすごく混んでいる観光名所などがガラガラに空いているという状況です。
というわけでフラフラと週末になってはガラタ塔やブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿などと普段は混んでいる観光名所を巡っています。
2006年にママチャリでトルコのイスタンブールに到着した時はそんな余裕はなく「イスタンブールは超巨大都市で都市の中心にたどり着くまでがもっとも長い都市」という印象と、「海に囲まれていて移動しずらい都市」といった印象しかありませんでした。
ところが今回はゆっくりと街を眺めると、イスタンブールは紀元前からの歴史があり、ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン朝と長い間歴史の重要都市として栄え、この海に囲まれた地形は外敵から非常に攻めにくい土地なのだななどとまた別の視点から街を見られます。
同じ都市でも街でも滞在や旅行の仕方により感じることが違ったりするのでなかなか面白いものです。
全くオチなどないですが、今日はこの辺で。
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