年末から年越しと過ごして未だにイスタンブールに滞在しています。
2020年はコロナ禍のため旅行者にとっては災難な年でしたが、2021年になったからといって禍が去ったわけではありません。
よく考えると西暦というのも人間が勝手に太陽の周りをまわっている地球の周回に番号を付けたものなのでウィルスにとったらあたりまえですが、年越しも新年もありません。
それどころか新型ウィルスが変種株が世界各国で見つかり、2021年もまだまだ大変な状況が続きそうです。
世界3大料理の一つ
さて、現在イスタンブールに滞在しているわけですが、最近驚いたことにトルコは料理のバリエーションが多いということです。
よく言われる「世界3大料理」というのがあります、これは色々な説がありますが、一応はフランス、中国、トルコの料理ということになっているようです。
イタリアの料理も有名だし、日本も負けてないと思われる方もいらっしゃると思いますが、色々な基準から、この3つの国の料理とされることが多いそうです。
(参考:ウィキペディア)
こう見るとフランス料理は確かに有名で中国料理も隣国なので何となくわかる、トルコ料理は???となるわけです。
前回ママチャリでトルコに到達した時は有名なファストフードのサバサンドやパンにバターを塗ったものばかり食べていたので全くトルコ料理が何たるかわかりませんでしたが、今回は少し長めに滞在しているの、色々と見て回れます。
歴史と地理的条件から深まる食文化
トルコは東洋と西洋にまたがる国と表現されることもありますが、実際にアジア大陸の終点がイスタンブールとされ、またヨーロッパ大陸の始まりともされています。
イスタンブールを訪れると分かりますが、都市がアジア側、ヨーロッパ側とボスポラス海峡により分断されているのが分かります。
地理的にも珍しい位置ですが、歴史もかなり複雑です。ローマ帝国から、ビザンツ帝国、そしてオスマン帝国と様々な時代を経ています。
ローマ帝国の時代にはヨーロッパ政権の支配下にあり、オスマントルコはイスラム教の大帝国という具合です。
何が言いたかったかというと、地理的に様々な文化が交流する地点であり、更に色々な支配者の政権下にあったのでそれらが複雑に絡み合い、それが料理のバリエーションを生み出しているということではないかと思います。
仰天その料理の種類の豊富さ
ここでやっとタイトルのお題に近づくのですが、もう本当に料理の種類が多いのです。
庶民が気軽に行けるロカンタというトルコ式のレストランでは、ビュッフェスタイルに近い感じで料理が陳列されており、自分が食べたいと思う料理を指差して取ってもらうスタイルです。
これだけでもすごいのですが、こういった料理の種類、調理方法にバリエーションが多いのです。
スープ一つにしても、また種類が多い。もう本当に多いので一日一品ずつ食べてもきりがないほどです。
ファストフードも豊富
料理のバリエーションも多いのですが、ファストフードとよばれる、簡単に素早く食べられる軽食も本当に多く驚かされます。
トルコのファストフードというとケバブが有名ですが、実際はケバブどころではありません。実に多種多様です。
というわけでトルコ料理が世界3大料理と言われるのも納得している今日この頃です。
オチも何もありませんが今日はこの辺で。
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