世界遺産登録件数世界一位であるイタリア。
ベネチア、フィレンツェ、ローマと誰もが一度は耳にしたことがある有名観光地がひしめきあっている国です。
またイタリア料理といえば世界中で人気の高い料理です。
その他、ファッションやブランド商品でも有名なイタリアブランドが沢山あります。
沢山の魅力が詰まった国、それがイタリアです。
今回はイタリアを個人旅行するのにイタリア語が話せなくて大丈夫？という話です。
イタリアで英語は通じるか？
海外旅行をするにあたって、毎回その国の言葉を話すのはほぼ不可能と言ってよいでしょう。
そこで比較的多くの国で通じる英語を話します。イタリアではどの程度英語が通じるのでしょうか。
実際イタリアを旅行してみると分かりますが、通じる場所と通じないない場所がハッキリとしている印象です。
ほぼ間違いなく英語が通じるのが有名観光地のツーリストインフォメーション、または高級ホテルのレセプション、高級なレストラン。
やや通じる～片言とういうのが観光地のレストランやバール、お土産屋さんなどです。また街を行く若者などもやや通じるといった感じです。
そして英語が通じないで苦労するのが観光地でないローカルエリアです。特にローカルエリアの年配の方は英語は通じない印象があります。
フランス人は英語を知っていても知らないふりをするという話を聞いたことがありますが、イタリアではそういったことはありませんが、イタリア人はイタリアという国を誇りに思っているのでイタリア語で十分と考えている印象を受けます。
困ったときの状況
イタリアを旅行するにあたり観光地を周遊している間はそれほどイタリア語の必要性に迫られることはありません。片言の英語とゼスチャーで何とか乗り切れるでしょう。
ところが、必要に迫られるのが困ったときです。
こういった時に周りに英語を話せる人がいるとは限りません。
例としては観光中にトレイに行きたくなったけどどこにあるかわからない。周りの人に尋ね方が分からないといった場合。
また乗る予定の電車が時間になってもホームに来ない、何があったのか、変更してくれるのか？といった状況などです。
このような万が一の場合、片言でもイタリア語が通じると話が進みやすくなります。
イタリア語を使った時のイタリア人の反応
日本でも海外から来た旅行者に英語で話しかけられるよりもカタコトでも日本語で話しかけられる方がうれしいものです。
「Thank you 」といわれるよりも「アリガトウゴザイマシタ」と言われた方が嬉しいのと一緒です。
この傾向はイタリア人にもあります、むしろイタリア人はイタリアに対して誇りを持っているのでイタリア語を使うと反応の違いが驚くほどあることもあります。
もしイタリアを旅行するのであれば片言のイタリア語を話してみてください。英語で話しかけた時よりも多くのリアクションをもらえるはずです。
旅の指さし会話帳
イタリアを旅行するからと言っていきなりイタリア語の単語を覚えようと思っても
ありがとうの「グラッチェ」と
こんにちはの「ボンジョルノ」
となかなか覚えるのが大変です。そこで役に立つのが「旅の指さし会話帳」です。
この「旅の指さし会話帳」は絵が豊富に使ってあり、文字通りイラストを指さすと、そこに記載されている文字を見てイタリア人が理解してくれます。またこちらも絵を探して、指さしながら発音するとこちらの意図が通じます。
この「指さし会話帳」には様々なシチュエーションに合わせて必要な会話が掲載されているので非常に便利です。
例えば
食事にレストランでいった時 食前酒から注文の仕方なども書いてあります。
旅行に必要な、移動、宿泊、食事の状況に合わせて必要な言葉が簡単に探せます。
旅行に便利な電子書籍版もありますが、この指さし会話帳については書籍版がお勧めです。紙本の方がページをめくる速度は速く、実際に見せる時も簡単です。
実際役に立ったシチュエーション
旅の指さし会話帳を使って、役に立ったと思える状況は
・急行の相席になった隣の人に話しかけれたが、会話帳があり間がもった。
・バールでエスプレッソでなく、カフェラッテを簡単に注文できた。
・レストランで料理の説明をイラストを指さしながらしてもらった。
などです。これ以外にも旅行中に数えきれないほど多くの状況で役に立ちました。
というわけでイタリア旅行を考えている人にはお勧めの一冊です。
これをもってイタリア旅行を更に楽しんできてください。
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