マサシ君、ケンタロウ君と目的地のハンピに到着した。
事故もなく無事に到着できてよかった、道中は大変だったが、二人とも満足そうだ。
タケシ君の自転車をケンタロウ君が引き継ぎ、そしてここハンピでまたその自転車を引き継ぐ人が現れた。
今回はなんと女性だ。
今まで数人と一緒に走ったが女性は始めてである。「おおっ!」と感激している場合ではない。
嬉しい半面、男性に比べて、トイレなど大変な部分も多い、その他にも考えると色々と問題はありそうだ。
しかし彼女に聞くと、今まで60カ国以上を旅して「アフリカでもキャンプをしながら旅行していたから大丈夫」と言い自転車旅行は今までしたことがなかったからやってみたいと。
断る理由も見当たらないし、女性との二人旅など浮かれてしまいそうだが、連日の野宿、過酷な暑さに耐えられるのだろうか。
マサシ君達に見送られて出発した、走り出して数キロ、丘に差し掛かる。ユーちゃんが丘を迂回したいと言い出した。
「これ「丘」だよ、「峠」じゃないよ」
と私は説明するが、上り道は嫌いとのことだ。
「何をいっとるんじゃ!」
と強引に言っても良かったが、まだ走り出して数時間。幸い迂回路があったのでそちらに進むが、この時からやれやれこの先が心配だ。
まだまだこれは序章に過ぎなかった。
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カニャクマリ
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旅は再びはじまった
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