いよいよ船を購入し、長期の河下りに対応できるように改造を始めた。
まずは座席の部分に手を加える。船の中で寝泊りをする予定なので、船の甲板をフラットにして、そこで寝転がれるスペースを確保する。
具体的には船中央部のへこんだ部分に段を組みそこにベニアの板を乗せる。
こうすれば、甲板はフラットになり、その下には荷物や食料が入れられて一石二鳥だ。
もう一つ重要な改造は船に幌を付けること。11月とはいえ日中のインドの日差しは強烈だ。河上、船上に日陰は全く無いので幌をつけて日をさえぎることにする。
日差しを浴び続けると思いの外体力を奪われてしまうので、日陰を作ることは重要だ。
乾季なので雨はそれほど降らないと思うが、雨が降ったときの雨除けにもなる。
また船からせり出したトイレを構想中。
その他、船の改造が終了したら積み込む荷物を考えなければならない。
恐らく、というかかなり確実にガンジス河の水は飲食には適さないので飲料水をある程度積まなければならないだろう。
ガンジス河は聖なる河とされているが、生活のすべての水を飲みこんでいる感がある。
遺体を燃やした灰なども河にながしたり、その横で洗濯している人もいる。体を洗っている人がいるかと思えば、近くで真剣にお祈りをしている人もいるという。
また焼却できないといわれる、寿命を全うしなかった人の遺体を直接流すこともあるのでもう何でもありなのかなとは思う。
船を改造しながら思う、本当にこの船で河口までいけるのか。
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