5時間後にイタリアに行くことになりました

はい、また言い訳からで申し訳ないのですが、今回もBritain’s got talent の決勝を見に行ったお話ではありません。

 タイトルにありますように5時間後にイタリアへ飛ぶというお話です。

 こういった経験は初めてでしたので、飛行機に乗りながらこの日記を書いております。

 

始まりは突然

恋の始まりは突然とか何かのタイトルにありそうですが、今回のイタリア行きももう本当に突然です

話の始まりは日曜日からです。

現在はイギリスの首都であるロンドンに滞在しているのですが、やはり物価や宿代など諸々の経費がかかるので、少しでも助けになるように路上に出ています。

7月に入ってからは世界的?に夏休みやバカンスシーズンに入ったのか、平日でも多くの人が街を歩くようになりました。

となるとやはり路上の芸人たるもの路上に向かいます。

平日は人が多いといっても、やはり土日はさらに人が多く、大道芸人であれば是非とも路上に向かいたいところです。

今日の日曜日は地下鉄の一部がストライキ、まさにその一部が宿からコベントガーデンに向かう地下鉄だったので、仕方なくバスでコベントガーデンに向かいます。

2階建てバスでコベントガーデンに向かう
【写真】2階建てバスでコベントガーデンに向かう

コベントガーデンというのはロンドンにあるマーケットでここは大道芸人の聖地とも言えるほど毎日多くの大道芸人が訪れパフォーマンスをしています。

大道芸人が集うコベントガーデン
【写真】大道芸人が集うコベントガーデン

信号に頻繁に止まるバスに乗りながら、今日も暑いな〜などど思っていると、Whatappのメッセージがピン♪と。

メッセージをそのままを記載します

“You can come to Rome Tomorrow?”明日ローマにこれる?

もう意味がわかりません、あした飲みに行こうよくらいな気軽な感じです、

一瞬「はっ?何

です。一応同じヨーロッパ内とはいえ、ロンドンとローマは離れています。

また、飛行機は直前になるほど料金は高めです。

メッセージが続きます

“Or it is too late?”もう遅い?

相手の方はイタリアのどこかにいるのかと思ったのでしょう。

こちらの返答の一行目は

“Now I am in London”今私はロンドンです

そのまま、まず相手にローマ付近にいないこと、なんなら別の国にいることを伝えます。

すると

明日の朝のフライトでどう?

と続きます。確かに明日は予定がありません、しかし唐突すぎて、この人本気か?と。

明日は大丈夫ですが、ロンドンに戻って来られる?

と尋ねると、火曜日には戻れる手配をするよ、と返答。

本気か

まじか、ガチか。

10分後に電話するというので、今はバスです、バスを降りるまで待ってください。

と伝えますが、容赦なく電話が鳴り響きます。

ロンドンのバスと言えば二階建て
【写真】ロンドンのバスと言えば2階建て

バスの中で話してもよいのですが、混んでいたので、すぐに切って、バスを降りたら連絡すると。

およそ20分後にバスを降りたので、その旨を伝えると電話が鳴り響きます。

やっぱり本気らしいのです。

飛行機で朝到着して、その日にパフォーマンスできるのか。

何でもちょっとマジシャンが必要でお願いしたいとのこと。

「飛行機など手配してくれるのならよいよ」と答えると

ノープロブレム(問題なし)

とのこと。

なんなら今日の夜出発できる?

という話になります。えっ、今日?

確かに早朝に飛行機に乗るよりも前日に到着していた方が体が楽です。

もし可能ならそれを手配するからという話。

本当かいな、と少し疑って電話をきりました。

バスを降りて無事コベントガーデンに到着です。

今日は日曜日なので路上マジシャンも多く順番待ちの列に入れてもらいます。

待っているとまた電話が。

するとやはり今日来てほしいとのこと。

飛行機は20時発のがあるからと、それに乗れる?と

時計を見ると既に15時を回っています。

5時間後
、、、。

20時ということは空港に18時に到着する必要があります。

5時間後に出発できるか

コベントガーデンから宿に戻って荷物を積み込み空港へ向かって間に合うか、考えてみます。

せっかくストライキの地下鉄を使わずにバスで到着したばかりなのに、再びバスに乗り凡そ1時間を戻るわけです。地下鉄の部分ストライキが痛い。

なんとか行けるか

頭の中でシュミレーションを行った結果何とか行けそう。

というわけでこちらもオーケーを伝えます。

オーケーを出したところからもう地下鉄駅に向かい歩き始めます

20時の飛行機に乗るには芸をしているどころではありません。

今すぐ出発しても間に合うかどうか?というところです。

とにかく出来るだけ急いで宿へ。

既述の通り今日は地下鉄の一部がストライキでその区間はバスで再び来た道を引き返します。

もうあたりまえですが、バスが信号で止まる、バス停で止まるので、進みが遅くて「途中でもうこれ無理じゃね?」と思いはじめます。

既に間に合いそうにない

呼んでくれた方に地下鉄がストライキ、バスが遅く、多分ギリか無理、タクシーで空港でに向かってよいのならいけるかもと伝えます。

地下鉄がストライキなのが痛い
【写真】地下鉄がストライキなのが痛い

するとタクシーでレシートを貰ってくれればよいとの返事。

まじか。ロンドンのタクシーはビックリするほど高いよ。

しかしタクシーも全く見当たりません、結局ノロノロバスで戻りました。

時刻は17時を回っています。離陸まであと3時間

空港はロンドンヒースロー空港です。

比較的市内に近いといっても郊外。

グーグル 先生に尋ねると、市内と空港をなんと15分で結ぶヒースローエクスプレスが本日も稼働しているではないですか。

これはどうにかそのエクスプレスに乗り込めば希望が見える。

離陸まであと2時間

エクスプレスが発着しているバデイングの駅を目指し、なんとか18時着。飛行機の離陸まであと2時間

出発2時間前。既に空港にいなければならない時間です。

エクスプレス乗り場へ走ります。するとエクスプレスがまさに出発するところ!

改札を通過しようとすると、もうあれは無理だからと係の人に言われます、と同時くらいに電車がホームを離れました。

うわぅ〜

無理と教えてくれた係の人に次のエクスプレスは?と尋ねると6時25分。

ヒースローエクスプレスは15分で空港へ
【写真】ヒースローエクスプレスは15分で空港へ

そこから15分で空港。6時40分。

ダッシュでセキュリティなどを通過すれば何とか間に合いそう。

なんとか行けるかと、頭の中でシュミレーション。

まあ焦っても仕方ないので、次のヒースローエクスプレスに乗り込みます。

さすが、エクスプレス!あっという間にヒースローです!謳い文句は伊達じゃない。

空港到着、だがしかし

ヒースローはまたターミナルが多い空港。

何とかヒースロー空港に到着
【写真】何とかヒースロー空港に到着

エクスプレスが到着するのがターミナル2、行かなければならないのはターミナル4です。

ターミナル4に行くには、さらにここから空港内を繋ぐ電車にのります。これがまた8分後。ジリジリと離陸時間が迫ります。

何とかターミナル4につきました、扉が開くと同時にダッシュでエレベーターに乗ります。

そして、エレベーターの扉が開いてビックリ!出発ロビーはすごい人でごった返しています

空港は大混雑
【写真】空港は大混雑

荷物は少ないのでチェックインする必要がなく、そのままセキュリティチェックの列へ。

これがまた長蛇の列。先が見えないほど長い、そして遅々として進まない。

間に合わないと思ったら

セキュリティの列に並びながらフライトをチェックすると、乗ろうとしているフライトに2時間の遅延の文字が!!

まさかの2時間遅延
【写真】まさかの2時間遅延

普段は遅延と聞くと、げっ〜となりますが、この時ばかりは「助かった」と思いました。

セキュリティの列はゆっくり、ゆっくり進み、抜けたのが7時39分。

遅延がなければフライトまで20分を切っていたので、恐らく搭乗は厳しかったでしょう。

2時間の遅延のおかげで助かりました、食事をしたりゆっくりする時間まで余裕がでます。

しかし、20時の便の2時間遅延は22時発、時差の関係でローマに到着するのは深夜を過ぎた1時。

空港からホテルに向かい、しかも明日の朝6時45分から行動開始です、寝る時間はあるのだろうか?、飛行機の中で少しでも寝ておかないとと思いつつ遅延した飛行機に乗り込みました。

飛行機に搭乗するころには日が沈む
【写真】飛行機に搭乗するころには日が沈む

いざイタリアへ。

本題通り5時間後にイタリアに向かうお話でした。

といったところで本日もオチもなく終了です。

次回はBritain’s got talentの決勝戦を見に行った話を書く予定です。

<関連リンク>
なかなか更新できずに申し訳ありません
ブリテンズ・ゴット・タレント2022決勝戦!!を観客として見に行く
まさかのゴールデンブザーでした!Britain’s got talent 2022
Keiichi Iwasaki Instagram
ツイッターで更新、最新情報をつぶやいています。

飛行機に搭乗するころには日が沈む
最新情報をチェックしよう!