トルコ最大の都市イスタンブールはボスポラス海峡を挟み二つの大陸にまたがっています。
イスタンブールを訪れたことのある人ならば地形がどうなっているのか把握しずらい形をしています。
今回はイスタンブールにある金角湾の海面状にある駅についてです。
複雑なイスタンブールの地形
イスタンブールは海峡を挟んで存在している世界でも稀な都市です。
ボスポラス海峡を挟み、東がアジア大陸、西がヨーロッパ大陸と大陸を跨いで存在しているのは世界広しといえどイスタンブールぐらいではないでしょうか。
さらにヨーロッパ側は金角湾という湾を挟んで新市街、旧市街に分かれています。金角湾という名は湾が角の様に入り込んでいることからなずけられたそうです。
海峡と湾はどちらも海面なので少し分かりずらい地形になっています。
ボスポラス海峡は文字通り海峡で幅あるので橋はありますが徒歩では横断できません。
一方、金角湾はボスポラス海峡に比べると幅が狭く、ガラタ橋などは徒歩でも横断できるほどです。
海峡と湾を有し、丘陵を含んでいるのでとても複雑な地形と言えます。
金角湾上の駅
今回はイスタンブールに深く入り込んでいる金角湾上にある地下鉄駅です。
金角湾には有名なガラタ橋がかけられています。ガラタ橋は1845年に開通しました、それ以前は渡し舟での往来でしたが、それ以降は橋で往来ができるようになりました。
ガラタ橋は開通以来何度か再建され、現在の橋は1994年に再建されたものです。
現在はガラタ橋の他にも、ハリチ大橋とアタチュルク橋も金角湾にかけられています。
そして地下鉄2号線が通過する「Haliç Metro Köprüsü橋」があります。
駅は橋の丁度真ん中に位置しています。
驚くことにこの橋の中心に「Haliç駅」がありここで下車することができます。
この「Haliç Metro Köprüsü橋」は地下鉄2号線が通過しますが、徒歩でも橋の側面を横断できます。
もちろん駅なので地下鉄2号線で下車することもできます。
このHaliç 駅付近には何もありませんが、橋から金角湾を挟んだイスタンブールの街が一望できます。
地下鉄の橋の中心に駅があり、橋を渡りながらゆっくり散歩ができるので一度Haliç 駅で下車してみてはどうでしょうか。
今回は以上です。
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