アドリア海沿のビーチリゾートのイェソロを出発して、少し東に進んだところにあるカオルレにやって来た。
ここもイェソロと同じ海に面した街なのだが、オシャレな高層マンションや土産物屋がズラリと並んでいるわけではなく、海際の小さな街といった印象。
小さな広場と古びた教会が中心にあり、そこから細い路地が広がるというイタリアの典型的な田舎の町を思わせるつくり。背の高い建物はなくその代わりに歴史を感じさせるレンガできた鐘楼がある。
派手な看板やネオンも無く、落ち着いた趣き、そのせいか若者よりも家族連れが多いように見える。地味見えると言っても、日本に比べると家々の壁の色が青や赤系の明るい色が多い。
今週に入ってから、崩れ気味だった天候も晴れ続きの暑い日が続いている、先日は30度を越えた。もうこうなる日中は暑すぎて自転車を漕ぐ気はもちろん、何もする気が起きなくなる。