2021年1月日本に上陸したクラブハウス。
クラブハウスが大人気となり、それに追随するようにツイッターが新たな機能の追加を発表しました。
今回はその新機能スペースについてです。

ツイッターは文字
ツイッターは2008年から日本語版が利用可能になった文字を使ったSNSです。
それまでも文字によるSNSはMIXIなどがありましたが、ツイッターは140文字という文字制限、またリツイートなどの機能があるSNSです。

ツイッターは既存のブログなどに比べ「リツイート」という機能があり、リツイートのリツイートという現象であっという間に拡散されるスピード感があります。
クラブハウスは音声
140文字を基本に交流するSNSでツイッターに対し、クラブハウスは音声で交流をする新しいタイプのSNSです。
まるで目の前にいるかのようにスムーズに音声が聞こえ、声による会話が可能です。

この音声による交流は文字に比べ、圧倒的に早く、多くの情報を交換できます。
伝えたいことの他に、話すことによりその人の人柄や性格がより伝わり易くなります。
これまでにはなかったSNSと言えます。
ツイッター社がスペースを発表
クラブハウス人気の影響を受けてか、ツイッター社が「スペース」という新機能を発表しました。
スペースは、Twitter上で音声を使ってリアルタイムで会話する新しい方法です。(ツイッター公式ページ)
スペースはクラブハウスに非常によく似た音声による交流をするための機能です。
2021年3月20日の日本語版ツイッターではユーザーの一部では利用可能となっています。
実際に利用してみる
著者はスペース利用が可能となりましたので早速利用していました。
スペースのルームはツイートするボタンを長押しすることで「スペース」のルームを立ち上げることができます。

するとスペースがツイッター上で起動します。
スペースはまだ一部のユーザーのみですが、仮にスペースでルームが開かれていれば、そのルームに参加することはできます。
スペースのルームを立ち上げる人はそのルームが「全員」「フォロワー」「スピカーが招待したアカウントのみ」という設定が選べます。

これで自分がホストとなりスペースが開催されます。
スペース内で発言ができる「スピーカー」はホストを含めて11人となっています。
そしてその会話を視聴する視聴者は無制限となっています。
クラブハウスは「スピーカー」の制限数は不明ですが、ルームによっては30人以上も可能です。
しかし視聴者は5千人が最大とされているので、この辺りの数値がスペースとクラブハウスでは異なるようです。
最大の違いは
ツイッターのスペース、クラブハウスは似たような機能ですが、最大の違いはアンドロイド利用者も参加できるということではないでしょうか。
現在クラブハウスはiPhoneユーザーのみ利用可能で、アンドロイドユーザーは使用できません。
ところがスペースはツイッターのアカウントがあればアンドロイド利用者でも視聴可能です。
現時点ではこれが大きな違いになりえますが、クラブハウス側もアンドロイド用のアプリを開発中と発表しているので、この違いがなくなることもありえます。
新しく登場した音声SNSの利用者動向はどう変化していくのでしょうか、気になるところです。
今回は以上です。