悠久の歴史を持ち東洋と西洋の交差点の都市イスタンブール。
人口1500万人を超えるトルコ最大の都市でもあり、世界でも有数の巨大都市です。
都市でありながら世界遺産に登録されいてる歴史遺産群もあります。
今回はイスタンブールの名所の一つアヤソフィアへの行き方です。
長いイスタンブールの歴史
イスタンブールはローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン朝といくつもの時代を跨いで首都でした。
長い歴史の中で栄枯盛衰を経て、現在トルコの首都はアンカラになっています。
イスタンブールを訪れるとその地形から敵から攻め込みにくいということがよくわかります。
特に旧市街と言われるエリアは半島になってせり出しており、3方向をボスポラス海峡、金角湾、マルマライ海に囲まれており地形に恵まれています。
今回の目的地であるアヤソフィアも旧市街にあります。
アヤソフィア
アヤソフィアはビザンツ帝国時代に建設され、当時の最高傑作と言われています。
ビザンツ帝国時代に建設された教会が起源になっています。もともとは教会だったのですが、時代の支配者の宗教によりモスクへと変換されたりという歴史があります。
現代では1935年から今年2020年まで博物館という扱いでしたが、2020年7月24日エルドアン大統領令により再びモスクの扱いとなりました。
これにより、現在はアヤソフィア・モスクとなっています。
また博物館時代は入場料が必要でしたが、モスクになったことで無料で入場できるようになりました。
行き方
既述しましたが、アヤソフィアはイスタンブールのヨーロッパ側、金角湾の南部の旧市街にあります。
またイスタンブールの観光名所で知られるブルーモスクから徒歩5分という近い場所にあります。
基本的にはブルーモスクを訪れる方法と一緒です。
→タクシムからブルーモスクへの行き方フニキュレルF1とトラムT1利用
最も簡単で、近くまで行けるのがトラム1号線の利用になります。
トラム1号線は新市街からガラタ橋を渡り、旧市街を抜けていく路線です。
このトラム1号線に乗車するとアヤソフィアのすぐ近くまで行けます。
・トラム1号線に乗車
トラム1号線は地下鉄と接続している駅も多いので路線をチェックします。
→イスタンブールの路線図PDF(イスタンブールサイト)
トラム1号線はT1で表示されています。
乗車にはイスタンブールカードを利用するのが便利で簡単、お勧めです。
→イスタンブールを観光するならイスタンブールカードを購入するしかない
・Sultanahmet駅で下車
トラム1号線に乗車したら、「Sultanahmet」駅で下車します。
上記のトラム1号線の停車駅は一部です。すべての停車駅が見たい場合はイスタンブールの公式サイトから見られます。
→トラム1号線の停車駅(イスタンブールサイト)
・駅から徒歩3分で到着
トラム1号線の駅「Sultanahmet」駅で下車したら、アヤソフィアはもう目と鼻の先です。
トラム下車改札出口には「Ayasofya」の表記がある出口から出ます。新市街方面から乗車すると表記はありませんが、緩い坂を下る方面です。停留所はゆるーい斜面になっています。
・新市街から乗車した場合はトラム進行方向の逆出口
・アクサライなど旧市街側から乗車した場合はトラムの進行方向出口
トラムの改札を出てそのまま道路、トラムラインに従って進んでいくと正面にアヤソフィアが見えます。
トラム1号線に乗車「Sultanahmet」駅で下車できればアヤソフィアは簡単に行けます。
アヤソフィアは2020年7月から入場が無料になっています。
アヤソフィアとブルーモスクは至近なので同時に訪問するのがよいでしょう。
要注意
ブルーモスク、アヤソフィア付近には日本語で話しかけてくる客引きが沢山います。
話に乗ると絨毯屋に連れていかれたり、高額なツアーを組まされることがあるので注意してください。
在イスタンブール領事館のサイトでも注意勧告が出ています。
今回は以上です。
<関連リンク>
タクシムからブルーモスクへの行き方フニキュレルF1とトラムT1利用
イスタンブール 新市街から旧市街の行き方
イスタンブールカード利用で注意すべき3つのこと
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