05インド・ネパール編

手品に行こう

更新日:




今日も昨日に引き続き「バンダ」と呼ばれるストライキが続いている。

人々は昨日同様、車、バイクなどエンジン付きの乗り物に乗れない。商店もシャッターを閉めたままで、人と自転車が行き交うだけの静かな日になる。

今日は仕事も休みで、人々が暇をしている。ということは「手品を見てくれる人が多い」という単純な発想で街に向かった。

予感は的中、ダルバート広場に着く手前で以前見てくれていた子供が「手品してー」と叫びながら自転車を追いかけて来た。

そこで止まり、一通り手品をする、みるみるうちに人が集まり出し

「もう一度、もう一度」

ときりがない。今日はダルバート広場に向かいたかったので、そこを離れ、ダルバール広場のいつもの所へ。ホントにあっという間に人が集まり、調子がいい。

「やっぱり皆暇なのか?」しかし「もう一度、もう一度」と繰り返してきりがない。適当なところで

「お終いです!、サンキュウ!」

といいつつ帽子を差し出す、ポツポツとお金を入れてくれる人がいる。

今度は酔っぱらいみたいな人も寄って来て、わけの分からないことを言っている。

「こりゃまずい」

とその場を後にした。歩いていると、手品を見ていたおじさんが一緒についてくる、早歩きしても、私の自転車を掴んで一緒にやってくる。 「ひぃぃぃ~」 と声は出さないけど怖い。自転車に乗り行こうとすると、おじさんがしきりにネパール語で何か言っている。訴えかけるような眼差しだ。

「えっ、何だ?」

とおじさんの意を汲み取ろうとする。ゼスチャーから察するに「腹が減っている」らしい。このおじさん先ほど私に直接5ルピーをくれたのだが。

なんだか物乞いみたいになっている。

「じゃ、返します」

とそのまま5ルピーを渡すと、ニヤッとして去って行った。

「返して」と言うならば最初から出さなければ良かったのに。おじさん出した5ルピーが惜しくなったのだろうか?

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-05インド・ネパール編
-,

Copyright© けいの無銭旅行記 日記のページ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.