アジアとヨーロッパの交差点として発展を遂げたトルコ最大の都市イスタンブール。
現在でも多くの歴史的建造物がありユネスコの世界遺産にも登録されています。
今回はイスタンブール観光の目玉と言ってもよいトプカプ宮殿への行き方です。
イスタンブールの世界遺産
イスタンブールの歴史は古く紀元前660年にビザンチティオンとして創設されたのが始まりです。
その後、ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン朝の時代を経て、1923年にアンカラが首都になることによりイスタンブールは首都の役割を終了しました。
長い歴史の中での建設された様々な建物がユネスコ世界遺産のイスタンブール歴史地区として登録されています。
トプカプ宮殿とは
数多くの歴史的建造物が現存するイスタンブール。
今回のトプカプ宮殿はオスマン朝の時代に支配者の居として建設されたものです。
トプカプ宮殿は半島の先端の丘に位置しています。
この場所からはボスポラス海峡はもちろん、金角湾、そして南のマルマライ海が見渡せます。
イスタンブールのすべての海路見渡せる重要な場所でもあります。
最初にこのトプカプ宮殿の建設に手をつけたのが、イスタンブールを攻め落としたことで有名なスルタン・メフット2世、1460年代のことでした。
今から560まえに建設が始まり、その後のスルタンが達が増設を繰り返すことにより現在残されているトプカプ宮殿の形になりました。
実際に訪れると分かりますが、トプカプ宮殿は広大な敷地に豪華建造物が立ち並びスルタン達の生活がいかに豪勢なものであったかが推測できます。
トプカプ宮殿への行き方
トプカプ宮殿はアヤソフィアの近くにあるので基本的はアヤソフィアと同様の行き方で行けます。
トラム1号線を利用しアクセスするのが最も簡単です。
・トプカプ宮殿の場所
上の地図を見ても分かりますが、トプカプ宮殿はイスタンブールの旧市街半島の先端に位置しています。
近くには有名なアヤソフィアやブルーモスクがあります。
・トラム1号線
旧市街からでも新市街からでもトラム一号線の駅「Sultanahmet」駅で下車します。
出口表示に従いアヤソフィア方面にへ向かいます。
旧市街から来る場合は出口がシンプルです。ゆるい下り坂になっているので坂を下る方向です、または下の写真のモスクが見える方向の出口からでます。
出口をでたらトラムの線路に沿った道を下っていきます。左手前方にアヤソフィアの建物が見えてきます。
・アヤソフィアの正面を右方向へ
アヤソフィアの正面に向かいます。2021年現在はバリケード張られているので簡単なボディチェックがあります。そのゲートを通過しアヤソフィアの正面へ向かいます。
正面は広場になっています、これを右手方向に進みます。
トプカプ宮殿の入り口はちょうどアヤソフィアの右後方になるので陰になってみえませんが、そちらに進みます。
アヤソフィアの右側面を進んでいくと前方にトプカプ宮殿の入り口の門が見えてきます。
前方に見えて通過するのが「皇帝の門」と呼ばれるトプカプ宮殿最初の門です。この門は入場券なし、セキュリティチェックだけで通過できます。
この門を抜けると中庭になります、道に沿って進んでいきます。
すると次の門である「送迎の門」が見えてきます。チケット売り場はこの門の手前にあります。
下の写真がチケット売り場の様子です。ズラリと窓口が並んでいます。
・入場券を購入する
チケット売り場でトプカプ宮殿の入場券を購入する必要があります。
2021年1月の時点では入場料は100リラ 1400円ほどです。
またこれはトプカプ宮殿内にはいる入場券であり、ハーレムと呼ばれるエリアに入場するには更に70リラ 980円がかかります。
上記の価格は2021年1月の価格です、このトプカプ宮殿の入場料は変更がよくあるそうです。
最初の100リラの入場券で「送迎の門」を抜けられます。
送迎の門の下にはゲートがあり、このゲートの改札にチケットのQRコードを読み取らせて入場します。
以上がトプカプ宮殿に入場するまででした。
トプカプ宮殿内は広大なので見て回るのに1時間~2時間、歴史好きの人であれば3時間は必要だと思います。
今回は以上です。
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