2021年も既に2月、去年から続くコロナ禍も2021年には落ち着くだろうと思って、既にひと月。
ワクチンが効くような効かないような、変異種が続々と発見されているような、もともとあったようなという、パンデミックの局面は少し複雑になってきている気がする今日この頃です。
先日、長らく滞在したトルコ最大の都市イスタンブールからお隣にブルガリアに移動しました。
残念ながら自転車ではなく、バスです。
移動できる国が少ない
2020年初頭から新型コロナが世界中に感染拡大が続いて、早1年。
何が大変って、規制が大変です。各国の。
今までは自由にパスポート一つで簡単に移動できていた海外旅行ですが、このコロナ禍のために世界の殆どの国が旅行者を制限しているといっても過言ではありません。
感染を抑え込んだ国やまだ感染が広がっていない国は他国からの入国を禁止し、感染が広がっている国は街を閉じ、やはり入国者を制限します。
仮に入国できたとしても、陰性の証明が必要、入国後14日間の隔離などなど。
今まで自由に旅行できていた世界がどれだけ貴重であったかを思い知らされています。
というわけで2020年はこの無銭旅行記が始まって以来、移動困難な年でした。
2021年は去年よりもよい状態になるとよいなぁと思っています。
トルコとブルガリア
年越しをしたイスタンブールからお隣のブルガリアに移動しました。
トルコ、特にイスタンブールは東洋と西洋を「跨ぐ都市」「結ぶ都市」などと古くから言われていますが、まさにその通りでアジア大陸の最西端に位置し、
一つの都市なのですが、海峡を挟んで存在し、文字通りアジア側とヨーロッパ側が存在しています。
イスタンブールのボスポラス海峡を渡った西側からヨーロッパが始まるのですが、国としてはブルガリアが最初のヨーロッパの国です。
距離にして570㎞程なので東京から大阪より少し離れているほどで、しかも陸続きなので結構気軽に行けてしまったのです、今ままでは。
しかしここがコロナ禍で大きく変わります。
色々と面倒くさい手続き
今まではバスの乗車券を購入して、そのままバスに乗り、日本のパスポートさえあれば、トルコを出国、ブルガリアに入国という本当に簡単に行き来ができました。
ところがこのコロナ禍のため、ブルガリは入国するには72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要です。
つまりバスに乗車する72時間前には、どこかPCR検査の受けられる場所に出向き、検査を受け、結果を持ち、バスに乗らなければなりません。
今までに全くなかったプロセスが(しかも面倒くさい)が加わるわけです。しかもPCRテストは有料でトルコでは3500円ほどかかります。
更にバスのチケットを購入するのに、トルコ国内で発行されるHESコードと呼ばれる、パスポートと電話番号が登録されたコードが必要です。
もう、うわっーと叫びたくなるほど追加作業が多くて、本当に面倒です。
しかしブルガリアに戻らなけれならない理由があり、どうにかこうにかバスに乗り込みブルガリアの首都ソフィアに到着しました。
ブルガリアに来なけれならない理由はまた後ほど。
またも!オチもなく、いつも通り終了です。
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スピードワゴンのThe Nightに生出演しました
スペイン・ゴット・タレントでオタマトーンがゴールデンブザー
年越しはイスタンブールで、2021年となりました
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